会長挨拶


会長 皆木 真一(鳥取生協病院 院長)
会長 皆木 真一(鳥取生協病院 院長)

この度、第37回山陰救急医学会を、2018年9月15日(土)、鳥取市において開催させていただくことになりました。

 

 超高齢社会となり、高齢者が住み慣れた地域で、自立した日常生活を営むことが出来るよう、医療・介護・介護予防・生活支援を一体的に提供できるに地域包括ケアシステムの構築が進められています。その一部である医療においては、とりわけ高齢者救急は課救急医療の課題のひとつとなっており、地域の生活におけるかかりつけ医と救急医療の連携がよりいっそう重視されています。

 地域包括ケアシステムの充実には、関係する人々の医療知識の普及であったり、メディカルコントロールの可能性であったり、地域力の向上が欠かせません。地域力の向上は防災力の向上にも繋がり、安心・安全な町づくりへと繋げることができます。

 この度は患者中心の様々な場面での医療活動を中心に、地域包括ケア時代における救急医療を見つめ直す有意義な機会にしたいと考えています。